2021/09/14

流れを変え、与えられた器とともに

どうもです〜
秋の低気圧で「頭痛が痛い」状態の加賀です。

ここのところ見聞きするニュースでよく思うのは、「運ってやっぱあるよね」という、この動乱の世になんともアバウトなイメージなのですが、
金メダルを齧ってしまった某氏がコロナ感染ですとか、反ワクチンを声高に煽動していた某氏がコロナによる肺炎で亡くなったり、「みんなで協力して生き抜こう!」という風の時代的な流れに上手く乗れない人が、ちらほらと取りこぼされてしまっているな、と感じます。老爺集団の崩落ですね。

ときに、お茶の間で人気の某タレントさんによる新型コロナの感染・発症から回復までの克明な記録は、深刻な医療逼迫の現実やワクチン接種をはじめとした感染対策の意義を再認識させたこともさることながら、 占い師である私は「運」の存在を意識せざるを得ませんでした。
その意識を確信へと変えたのは、彼のインタヴューでの発言

「本当に怖いっていうこと、自分はかからないとか思わない。絶対かかったらそういう状況になったら、もう後悔しても遅いから。本当に今は、みんなを助けることができないかもしれないという状況であること。たくさんの運がつながっていかないと、助からない状況に来てるんだよってこと。それだけは本当に分かっていただきたいなと。」

この中の「たくさんの運がつながる」という表現でした。
私自身にも似たような経験があるのですが、大きくつまずきそうになったとき、友人の何気ない助言や、過去にご縁があった人の協力によって、かすり傷程度で済んだことがあります。
そのときに私は「運がよかったな」と感じると同時に、「私自身の運だけではダメだったかも」 とも思いました。

それは例えば、「この人をなんとかしてあげたい」という意志が共鳴する形で、不特定多数の運が連動する場合がある、ということです。
他人からの助力を得やすい人に対して使われる人徳という言葉がありますが、これは広義でいう「対人運」の一種なのではないでしょうか。
私の人徳は、ご想像にお任せします......(笑)。

(先に挙げた某タレントさんですが、回復後に出演したレギュラー番組内で、意図的な政治批判を展開して炎上してしまいました。優秀なブレーンをつけるべきだったと言えばそれまでですが、運が繋がったのは「病から立ち直る」というゴールまでだったようですね。)

魔術の世界では、ひとつの目的に対して複数人で術をおこなう集団魔術というものがあり、目的達成までの速度や目標への出力も上がるそうです。
10年以上前から、私の師匠や先のお弟子の魔道士さんたちが提唱されているように、人間ひとりが持っている「運」は流動的で、コントロール可能であることは、魔術や占いを生業にしようとするなら、もはや常識であると思います。
こういったセオリーは常に更新されていて、私たちの世代は新しい発見を求められているのではないでしょうか。

いま、Hurly Burlyの店主とイメージキャラクターを務めながら思い描いているのは、クラウドコンピューティングのように、任意の人の運を集めたり管理するシステムやアイテムです。
それだけでなく、私のアイテムは、運に関するものをメインにしていこうと考えています。

考えるといっても、私はもともと、占いの精度を買われて師匠や社長の計画の裏保証要員(爆)としてチームに入れていただいた身なので、アイテムの開発については、匿名の陰から指摘されているように、多くの経験があるわけではありません。
ごくごく基本的な知識で、身近な友人に数珠を編んだりなどはしていましたが、魔具については、いまはまだまだ勉強中の身です。

ゆえに、Hurly Burlyの占い以外の製品は、方向性や働きに関して「運を主軸に」という私の意見が反映されてはいるものの、師匠と姉弟子、そしてテスターのみなさまからのおんぶにだっこを経て、ようやくお披露目に至っています(インスタライヴでもすこしお話しましたが、ちゃんと告白)。

思い悩む私を社長は、
「スタート地点はみんな同じ。当たり前でしょう(笑)、ましてやあなたは、占いと文章で選ばれたのだから。」
「そもそも、うちの系列で紫乃女がチェックしないものなど販売できない。」
と笑い飛ばしてくれますが、この環境も、私自身の運のひとつの顕れなのかなと思っています。
ずっと求めていた叡智に触れ学べる環境。どんなにお金をかけてもコネを作っても得られなかったものが、いまここにある。
それは小さなことの積み重ねでもあり、大きな勇気の要る舵切りでもあり、けれども決して、ひとつの流れじゃない。

遠藤周作の「深い河」では、さまざまな思いを抱いた主人公たちが、ガンジス河のほとりに向かい、過去に思いを馳せたり、未来を夢みたり、今を受け入れようとします。
「包み込み運んでくれるもの」に身を委ねながら。
.......おや、なんだか運と似ていますね。

今回はこのへんで失礼いたします。
また次回!




Shine on you.