2015/12/30

どんなお店なら居心地がいいの?1

「どんなお店なら居心地がいいの?」

シンプルにして究極の問いなのではないでしょうか。
一つのお店に通い続ける人、系列店をはしごする人(お店の繋がり)、誰かと通うお店がかぶっている人(人の繋がり)、
ゲイバーにはいろいろな通われかたがあると思いますが、流行っているお店をみていて思うのは、
このどれにも当てはまらない人、言うなればゲイバージプシー的な人たちを味方につけることが巧みだなということです。
お店の雰囲気なのか、従業員の人柄なのか、人が人を呼ぶような客層なのか、あるいは複合的な要因なのか、
その奥義を窺い知ることは難しいです。
経験則では語れても、もしかしたら誰も正解なんて知らないのかもしれません。

楽しいお店、けれども、楽しければそれでいいのか?
にぎやかなお店、けれども、にぎやかであればそれでいいのか?
根底にあるのは孤独なのかなと思います。

すごく嫌な感じの印象になるかもしれないですが、私が接客において一番神経を使うのは、
お客さんの心の隙を見抜くことと、そして、それをフィックスすることです。
(余談ですが、相術の世界では、表層に顕れているものによって隙の場所と深さを測ることができるそうです。)
楽しみたい、騒ぎたい、酔いたい、語りたい、これらは副次的なもので、本当のlustはその奥にあるのではないか?
そんなことを考えながら働いています。
などと能書きを語っておきながら全然できていないし、その前にもっと芸を磨けよ!という話ですが。。

お店のコンセプトにもそれを反映させていきたいと思っています。

2へ続く

2015/12/29

内側の不安と外側の反応

お店をやらないかという話を受けてからというもの、ぼんやりした不安に苛まれ続けています。
それは例えば、開店したはいいけれど赤字続きだったらどうしようとか(ほぼこれに尽きます)、
周期的に訪れる精神的な落ち込みに自分自身が負けたらどうしようとか、
あとは、自分の身の回りの人間関係が崩れたらどうしようなどなど、枚挙に暇がない感じです。

不安が大きくなったとき、誰か話せる人がいるのといないのでは心強さが違うと思いますが、
こちらから話を振らなくても向こうから寄ってくる場合もあります。
昨夜なんかは、今回の話を知るやいなや、私に鏡月のボトルをパッと見で数えさせ、
「数えられないならお店を出すのはやめたほうがいい」と言ってくる人がいました。
私は結果だけ言われてもなぜそうなるのかという理論が分からなかったし、
その説明もなかったので、軽く受け流しました。

「絶対うまくいかないからやめたほうがいい」
「今のままのほうがいい」

彼らの口をついてでてくるのは決まってこれらのフレーズです。
これは私の邪推でしかありませんが、その後に、「そうあってほしい」と付け足すと
彼らの意図が理解できるような気がします。
(すごく私がひねくれた人間のように見えるかもしれませんが、)
新しいことを始めようとしている人に、その足を引っ張るようなことを言う人は、
自分がやりたかったけれどできない、もしくは、できなかったから、そういうことを言うのかな、というわけです。

そもそも、私は、「やるかやらないか」ではなく、「どうやってやっていくか」で悩んでいるのです。

「自分のお金でやったほうがいい」もよく言われるフレーズのひとつですが、、
そんなことは百も承知の助なのです、私もはじめはそのつもりでした。
けれども、期待をされたらそれに応えたいと思うのが牡羊座です。
そう、単純なのです(笑)

今のお店のママとも話しましたが、こういう時期はすごくナーバスになっているので、
ネガティヴな話はあまり参考にせずに、自分にとってプラスになる意見を取捨選択していったほうがいいと
アドバイスをもらいました。私もその通りだなと思って、そうすることにしています。

不安がたくさんありますが、うつむきながらでも前に歩きたいと考えています。

2015/12/22

葛藤と、それを受け入れること


自分のお店を持つということは、ゲイバー従業員の夢の代表格として真っ先に思い浮かびます。
もちろんみんながみんなそうというわけではないですが、、
芸妓をあがって小料理屋を持つみたいな、昔の映画によくあったあの感じです。

だけども、お店を出したくて必死にお金を貯めたり出資者を募っている人たちを尻目に、
私はどこか他人事でいました、どこか別の世界のお噺みたいだなとすら感じていました。
自分のお店を持つということは、自分がそのお店の顔になるということです。
私がイニシアチブを握って主動している様を想像できなかったし、なにより注目されることが苦手というのもあり、
自分がお店を持つなんて、未来永劫ないと思っていたのです。

けれども、なにか人智を超えた大いなる力によってねじ曲げられる運命もあれば、
人為的な要因で動き始める運命もあるようです。

そんな私に、お店を出さないかという話がもたらされました。
自信がないのではじめは断りました。向こうも冗談でそういう話をしているのだろうと思ったからです。
しかし相手は本気だったようで、「自信は経験からしか生まれないよ」と私を後押ししました。
体重が減るほど悩んで、考えて、やがてなにかを観念して、Yesと答えました。

そう、私は水商売が好きなのです。これありきだったのです。
リーダーシップを取るのが下手とか、耳目を集めるのが怖いとかは、私はそれを、
自力で一歩を踏み出すことから逃げるための言い訳にしていただけなんだなと気づきました。
失敗への恐怖は、裏を返せば、成功への恐怖でもあります。

これは私の極めて牡羊座的な性質なのですが、
同じ後悔なら、やればよかったより、やらなきゃよかったのほうがいいなと考えたのです。

目の前に新しい展開を提示してくれる人がいる、それを応援しようとしてくれる人がいる。
ただそれだけで、乗らない理由はないのかな、と思ったのです。

2015/12/20

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はじめましてのかたも、そうでないかたも、
こんにちは、こんばんは!
とあるゲイバーでチーママをやっております。

このたび知り合いからお店を出さないかというお話をもらいまして、
目まぐるしく展開する我が運命を少しでも記録に残せたらと思い、ブログを開始した次第です。
どうなるか分からないし、分かりたくもないけど、やってるみるしかないよね!
というスタンスで突き進みたい所存でございます。

お手柔らかによろしくお願いいたします~~~~