どうもです~
先日の皆既月蝕、みなさんご覧になりましたか?
ひとつの節目になるとも言われている蝕ですが、当店MAGICもひとつ動きだします。
それも大きく。
MAGICは、3月いっぱいで、閉店することにいたしました。
結論だけ言ってしまいましたが、これにはちゃんと理由があります。
当店はお酒を飲みながら占いが受けられるバーとして、
たくさんの方にご愛顧いただいております。
ありがたいことに、占い師としての自分の比重が大きくなって、
「ゲイバーのママ」だけよりも「占い師の加賀」として認知されることも多くなりました。
「新宿二丁目で占いだったらMAGICだね」と認知が広がっていくのも、
心の奥のほうで嬉しく思っていました。
そういった状況で、お酒を提供して楽しんでいただく水商売としての自分と、
目の前の方のエナジーと向き合う占い師としての自分を、
うまくfixできなくなってきていたのもまた、事実です。
使う力のベクトルがまったく違うので、どこかで無理をしていたんだと思います。
(開ける時間が遅れちゃったりしてたのは、実はそれ。。)
はじめは、能力に対してお金が発生することへのアレルギーもあり、
占いは、ボトルやシャンパンを入れてくれた方へのおまけとしてやっているだけでした。
(自信もなかったですしね)
レギュラーメニュー化のご要望により、どなたでも自分の鑑定が受けられるようにしましたが、
日に日に大きくなっていく「占い師としての自分」という存在に、
ありがたいなという気持ちの反面、このままやっていったら無理が出てくるかも、、
という不安もありました。事実その不安は的中し、
気付けば、ひとりでは抱えきれないくらい、責任やタスクが大きくなっていました。
そんななかで、「ほんとうに自分がやりたいことって、なに?」と、
自分自身に問かいかける場面が多くなりました。
何ヶ月もひとりで考えて、ときには信頼できる人に相談したりして、
でてきた答えは「新しい環境で、新しい自分を試してみたい」でした。
MAGICは、人と人とが結びつく魔法が起きますように、と願いをこめて始めて、
実際、いろんな奇跡が起こってきた場ですので、正直、決めたね!って感じです。
すごく名残惜しいですし、もっと続けられたらいいのになって思います。
でも自分は、その気持ち以上に、次へ行きたいという思いが大きかったのです。
そんな自分の意志に呼応するかのように、
「うちでやりなよ」と声を掛けてくださる方が現れました。
流しの占い師でもやって食い繋ごうかとか考えるくらいだった当時の自分にとっては、
願ってもいないお話でした。
ゲイバーのママで占い師、という二足の草鞋から、完全に占い師だけの自分として、
そこで自分自身を試してみたいと考えています。
この閉店は、「もう水商売なんて嫌!」とか「稼げないから辞めてやる!」とかではなく、
「自分がより輝いた状態でみなさんと向き合うためには、どうしたらいいだろう」
と考えた末の、真剣な決断です。
ぶっちゃけ、お店を続けていたほうが
経済的にはラクなんですよね(爆)
でも自分は、ラクだろうが辛かろうがなんだろうが、新しい道を歩いてみたいんです。
(牡羊座的発言?)
湿っぽいのが嫌いなので言いますと、MAGICがなくなったとしても、
今生の別れではないですし、ご縁があればまた絶対会えますし、
自分は新宿が好きなので今後も常駐します(新しい職場も新宿♪)。
そんなわけで、一身上の都合による身勝手な閉店とはなりますが、
加賀優作というひとりのぶきっちょな占い師の門出を、
どうかご理解いただければと思います。。
3月中には大感謝祭イベントをぱ~っとやろうと思いますので、
詳細は追って!
あと約2ヶ月の営業となりますが、新宿二丁目唯一の占いバーMAGICを、
どうぞよろしくお願いいたします。
ではでは~
加賀優作
劇終