2017/04/24

けっきょくはDO or STAY

どうもです~

毎日占いをしていると、ある法則というか、パターンが見えてくることがあります。
今回は、印象深かったお客さまのお話をひとつ。

くたびれたスーツに理髪店でカットしているであろう髪、地味な眼鏡で現れたその人は、職場の先輩と二丁目行脚中に当店を見つけてくださったとのこと。
占い希望ということで、早速鑑定。相談内容は守秘義務があるので省きますが、
「問題解決のとっかかりとしてはまず、イメチェンしたらどう?」という結論に。
シャツもっといいの着なよ~とかコンタクトにしなよ~とか美容室でカットしなよ~なんて、
占い抜きにして、自分の好みであることないこと言ってたのですが、
彼、急になにかを決意した表情になり「よっしゃ、わかりました!」と言っておもむろに眼鏡を外し、
なんと、真っ二つに折ったのです!
















これにはその座の一同、びっくり。そして謎の爆笑。
帰り際、「僕、変わったらまた来るんで、よろしくです!この眼鏡、とって置いてください。」と言い残して去っていきました。

数週間後、ふいに開いた扉の向こうに見覚えのある、だけども少し印象の違う顔が。
品のいいシャツを身につけ、サッパリとした髪を今風に整え、コンタクトにしたせいなのか、まばたきが覚束ない眼をした彼が、再びやってきたのです。
こころなしか、表情も以前と違って明るい様子。
「印象が前と全然違うから、一瞬誰だか分からなかったよ~」と言うと、
「いやあ、お陰で気分変わりました」と嬉しい言葉をいただき、今回は同僚のかたとご来店。
どうやら、突然のイメチェンの理由を問いつめられ、MAGICでの出来事を話したのだそうです。
そうきたら流れは占いです。身近な前例があるというか、ハードルが上がっているので、下手なことはできません(笑)
「どんな結果でもバシッと言ってください」とのことだったので、バッサバッサ鑑定し、これからの行動をアドバイス。
彼らの眼にも決意の意志を感じたので、おそらく自分を変えるために行動するでしょう。

人を操るような魔術をやっているわけではないので、その占いがよかったかよくなかったかなんていうものは、正直、
「占いの結果を受けて、本人がどう行動するか」に、ほぼかかっているんですよね。。
投げやりな言い方をするつもりはないですが、けっきょくはDO or STAY(行動するか、そのままでいるか)なんですよね。
(もちろん、待てば海路の日和ありで、闇雲に動くべきではないときもあります。)
なぜなら、自分の未来を創るのは他の誰でもない、自分自身だから。
言い当ててハイ終わり、みたいなものはただの答え合わせであって、重要なのはその先で、
占いを彼らのように建設的に活用することなんだよなあ、と再確認させられた出会いでした。

的確に、前向きに、誠実に。
この3つをこれからも大切にして鑑定していきたいと思いました。
精進精進。

話は変わりまして。
約2年ぶりに、茶髪にしました~~~~















一部分を赤く染めたりは去年しましたけれども、全体的に染めて、黒髪のバージンを失うのは久しぶり。
今回のテーマはコーカソイドのブルネット。
直染めだと、あちらのかたの髪独特の透明感が出ないので、一度ブリーチしてから、ベージュとアッシュを乗せました。ちょっとベージュが多すぎたかな。
出来はまあまあ?黒髪もナチュラルだしミステリアスで好きなんですけど、なんか気分変えたくて。
美容室だとパパッと終わりますけど、カラーの場合、自分のこだわりが強すぎて希望の色を伝えても再現されないことが多いので、いつもセルフです。
なにが起きても自己責任。覚悟はしていたものの、ブリーチしちゃったから髪がキシキシする~~~~
トリートメント頑張りますっ。
人相学的には、美髪と美肌は最大の補相といいますしね。

ではでは~




劇終

2017/04/09

You can go your own way.

どうもです~

バースデーパーティー、おかげさまで満員御礼!
大盛況のうちに幕を閉じました。
















実を言うと、不安でした。
バースデーパーティーって、主役の求心力?みたいなものが露骨に顕れてしまうから。。
私には、あまり人に優しくできない不器用さがあるし、なんでもズバズバ言っちゃうし、気も利かないし。
「誰も来なかったらどうしよう」って、どこかで考えてしまう自分がいました。

だけど、そんな私に会いに来てくれて、お酒を飲んでくれて、あまつさえ、プレゼントまでくれる人たちがいました。
「誕生日おめでとう」って、優しく笑いながら。
嬉しくて、ありがたくて、よかったなって安心する反面、気を遣わせちゃって申し訳ないなって思ったり。
いろいろな感情が頭の中をグルグルして、お店を閉めたあと、ちょっとしんみりしちゃいました。

昔の私は、なんでも一人でできて、誰にも迎合せずに、なんなら、一匹狼でいることがカッコいいんだと、心のどこかで考えていました。
だから、祝福されたり、許されたり、認められたりすることを恐れていたのだと思います。
でも今回こうして、目に見える形でたくさんの人に生まれた日を祝ってもらって、
そういう考えに固執していた過去は、自分にとっても周りにとってもあまりよくないことだったんだなあと、改めて認識できました。

誰かがいるから自分がある。個として成立することの難しさはそこにあるんでしょうけど、
誰かの優しさに触れて、自分も優しくなれるときもある。
あの夜は、自分の中の優しさの作りかたを確認できた、そんな夜でした。
優作って名前に、だんだん近づいてきましたね(笑)。

私は人に恵まれているんだなと実感しました。
おべんちゃらでもなんでもなく、みなさんの愛を感じました。
一生忘れられない誕生日になりました。
ほんとうに、ありがとうございますm(_ _)m

これからも、もっと精進します。
いままでは自分のことだけを考えて生きてきましたけど、
誰かのために自分の力を使える人間に近づけるような生き方をしたいなあ、と考えています。
まだまだ全然ですけど。。
「昔はよかった」なんて若い子に説教垂れるおじさんなんかに、絶対なりたくないっ!

ではでは~

加賀優作




劇終