2016/09/05

HARD is hard to find

どうもです~

今回は硬いグミ愛好家として書きたいと思います。
グミはドイツ発祥で、軟らかいものばかりを食べるようになった子供を憂いつくられた菓子です。
日本では軟らかいグミが跳梁跋扈しておりますが、グミの原理主義は、「硬くてナンボ」。
果汁入り、糖衣つき、サイズの大きなもの、いろいろな商品がありますが、やはりグミに最も必要なものは噛んだときの弾力です。

(UMA味覚糖はどうなんだという意見が散見されますが、あれはグミではなく、もはや肝油ドロップです。
忍者グミしかりシゲキックスしかり、ぽいぽいと食わせる気がありません。私個人として言わせて貰えば、あれは邪道です。)

そんなグミ原理主義者の私が現行商品の中からベスト3を発表したいと思います。


第3位: カンデミーナ (カンロ株式会社)












マシュマロが湿気ったような商品ばかりの倦怠感の中、突如ドロップされたハード食感グミ。
名前も「噛めるものなら噛んでみな」と言わんばかりに挑戦的です。
形状もユニークで、さまざまな形が発売されています。
食感はもちろんハードで合格点なのですが、酸味を足すためにパウダーが塗してあり、
指がベトベトするのが玉に瑕。
最近は味が迷走しているので、そろそろ原点回帰を望みます。


第2位: ハリボー (三菱食品)















王道の、鉄板の、定番の、硬いグミといえばこれというべき製品、ハリボーです。
それは歴史が証明していて、なんと製造90年以上(!)。
色とりどりのクマちゃん、そしてフレーバー。目も舌も楽しいです。
ではなぜ1位ではないのか。少し食感がニチャニチャ系なのです。
歯に詰め物がある方は要注意です。


第1位: BOUND ROCK (ブルボン)















堂々の第1位はなんと新星、バウンドロック。
あまり期待せず購入したのですが口に入れて咀嚼した瞬間、感動しました。
食感の硬さ、口に残るテクスチャー、糖衣なしで生身で勝負してくる潔さ。
現時点ですべてが完璧な、私にとって理想のグミです。
はじめはグレープ味から出すという、売れるグミの法則を踏襲しているのも、心躍るものがあります。


。。。などど勝手に語ってしまいましたが、
ハード食感を謳っておきながら大した硬度も弾力もない製品に騙され続け、ようやくたどり着いた3品なのです。
硬ければいいというものでもないのです。硬さはあくまでスタート地点で、もっとも重要なのは弾力、そして咀嚼した後、口に残る質感。

このすべてをクリアした商品が現れたということは、
果汁市場、軟らかグミ市場が斜陽だということの動かぬ証拠です。

着実に、我々硬いグミ愛好者に時代が追いついてきたのです!!




劇終