ナンチャラと秋の空なんて云いますが
なんだかんだで秋はいちばん好きな季節ですね。夏の残骸と冬への予感のあいだで揺れる感情は
なにかの深淵を教えてくれる気がします。
熱しにくく冷めにくい、なんなら重い
そんな恋愛をする加賀ですがひさびさに
いわゆる"ひと夏の経験"をしました。
見た目チェック、ノリチェック、身元チェック。
「この人かも」と一瞬思いましたが目が覚めて
横にいる寝顔を見ると、やっぱり
朝はひとりがいいな......と感じてしまう。
こういうときは理屈で考えることより、
心で感じたことに従うほうが正解ルートは近道です。
「ひとりになりたい」と正直に告げてさよならしましたが
理屈と心はどちらも脳にある感覚なのに、心臓あたりがいやに疼くのは
仕方ないゴーストペインなのかもしれないですね。
運命の人を待ちわびているわけじゃないけれども
温もりを忘れられない不器用な私は
きっと、ひとりでいるほうがさまになる。
ではではっ
Shine on you.