2021/08/19

琥珀色の涙

どうもです〜
この街の矛盾は果てしない
遠くへ逃げて、別人でいられるほうが、私はとても怖い
遣る瀬ない夜に、自分を慰めてくれるもの、いくつあるだろう
隠し冷やしていたアイスクリーム、後腐れない誰かとのキス
裏切らない思い出の音楽、魔法の呪文
そっと痕跡を辿って、当たり障りのない言い訳を考える
自分で望んだはずの永遠が、こうして私を嘘つきにさせる
ポストイットの色を選んでいたら、「本人ですか」と声をかけられた
スッピン、眼鏡、部屋着、片手にはVOGUE9月号(Z世代特集が読みたかった)
人生ってのはそんなもんかねえ、寝癖を直して「ありがとう」
見せたいものと、見られてしまうものは、必ずしも揃わず

この夜の予感は外れない
好きにさせてくれるけど、離してはくれない思い出が、私はとても怖い
Shine on you.