ニットを羽織っては大汗をかき、半袖を着ては震え上がる、服を間違え続ける日々を抜けたら、淡い青空に桜が咲いていた。
季節をさまよう思考はまとまりを見せ始め、私は静かに歩きだす。メタファーとしても、実際にも。過去がなければ現在もこれから先もない、言わずもがなだが、過去を振り切る潔さはときとして大切で、そして同じように、手向けの一瞥もなしに葬ったつもりの過去は、幻影となって死ぬまで付きまとう。
季節をさまよう思考はまとまりを見せ始め、私は静かに歩きだす。メタファーとしても、実際にも。過去がなければ現在もこれから先もない、言わずもがなだが、過去を振り切る潔さはときとして大切で、そして同じように、手向けの一瞥もなしに葬ったつもりの過去は、幻影となって死ぬまで付きまとう。
一瞬と永遠は等しいがゆえに、私たちはそれに跪きたがる。
現在にフォーカスを絞った話をすると、私にとって今年はちょっとキリがいいというか、お金をいただく占い師になって10年、AVに出演するようになって15年の節目だ。どちらもプロとして中堅選手になるわけで、頭の中では「ここまできたかあ〜」と「もうそんなになる!?」が混在している。だから何ってわけでもないし、この生業でご飯を食べていくのはほんっとうに大変だが、どうにかこうにか首の皮一枚で生きている。生かされている、といったほうが正しいかもしれない。どう考えても死が予見できる場面に何度も遭遇したが、私は毎回生存ルートに載せられる。命に優劣はないが、優先順位はある。私よりも生き残るべき人を差し置いてなぜ私が?とその都度自問自答するが、なんのことはない。これまでの自分の運命をかえりみればおのずと納得がいく。きっと周囲に重要な影響をもたらす誰かを助ける駒となるためなんだろう。私のような異端分子というか社会のバグ的な存在には、たいていそういう役回りが当てがわれるものだからだ。
エゴとしての「私」は限りなく透明で、淡い。
さて、きたる4月と5月は、私の誕生月と、7年の沈黙を破り再び新宿で始動したBar MAGICの周年を兼ねて、スペシャル月間ということで0時クローズだった営業を朝までやろうと画策している。去年お出ししてたいへん好評だった、年に一度しか作れない特別なハーブ酒をご賞味いただける準備もしている。
特に4月は水曜日が5回ある(1日、8日、15日、22日、29日)ので、お馴染みのかたも、まだだよというかたも、ご来店いただけたら幸甚の極みである。
特に4月は水曜日が5回ある(1日、8日、15日、22日、29日)ので、お馴染みのかたも、まだだよというかたも、ご来店いただけたら幸甚の極みである。
いつかきっと、なんて私には言えないしね。
Shine on you.
