2017/09/28

占いフェス第2弾、開催決定っ!

どうもです〜

雨が降るごとに夏の残骸が洗い流されてゆく9月、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
加賀はといえば、ちょっとした恋愛ゲームで競り負けたり、
本格的なボディメイキングに手を出したり、眉の形を変えたり、
まあ相変わらず、変容のためにもがいております。

おかげさまで鑑定のほうは、店舗の休業日にもご予約をいただくなど、
バシバシやらせてもらっております。
おちゃらけて遊べる時間は短くなるけれど(いやそもそもダメだろ笑)、
占いの世界との親和性はますます深くなっている気がします。
ありがたや〜

さて、そんな加賀が率いる、二丁目唯一の占いバーMAGICを支えてくださるみなさまへの、
感謝を表明するイベントを、またもや企てました。
もうお分かりですね?、、、、占いフェス第2弾!!

MAGIC占術委員会(爆)認定の鑑定師が、あなたのお悩みにフォーカスします。

1人目は前回からおなじみ、わたくし加賀のお友達、遊ちゃん
お酒と楽しいことが大好きな魚座。
彼女は、人の守護霊を視ることができます。
前回いらしたかたは、彼女のちょっとした一言にハッとされたことと思います。
(加賀もそのひとりです笑 なんで言ってないのに知ってるの〜!って。)
ちっちゃいクヨクヨは笑い飛ばしちゃう、彼女の前向きなエナジーは圧巻!

2人目は初参戦、当日のお楽しみ♪

今回は2名と加賀の三つ巴で、やっちゃいますよー!
おのおののカラーが全然違うので、より楽しんでいただけると思います。

日程は10月14日(土) 20~0時
鑑定料は、1案件10分1000円ポッキリ!
お酒は通常料金でのご案内です。
営業自体はいつもどおり、朝5時までやります。

前回は満席が続いてしまって、入れなかったかたも出てしまいましたね。。
手狭な店ゆえ、お席の譲り合いにご協力くださいませ。。

ちょっと気になるなー、な初参戦のかたも、
前回入れなかったからリベンジしたい!のかたも、
また気になることでてきちゃった。。のかたも、
ぜひぜひ、奮ってお越しくださいね♪

最後に一言。

まあ、何回でも言いますけれども、、
新宿二丁目で「占いバー」を堂々と掲げている店は、うち、MAGICだけです!
そして、伊達や酔狂でやっている趣味素人なんかいません。
全員、占術を探究し続けているプロです。
お金をいただいてやる以上、そこだけは絶対に譲れないプライドですので、
まあ、何回でも言います(笑)。

ではでは~




劇終

2017/09/10

edge of rain, strange pain

どうもです~

さいきんスキンケアに本気を出しているわけですが、
毎日鏡を見れば結果が実感できるので、続けやすい習慣ですね。
ただ、元から備わっているものに手を加えるしかないので、傷痕なんかは消えません。
そりゃあ、レーザー治療や外科的なアプローチをすればなかったことにはできますけど、、
加賀は、消さなくてもいいかな。って思います。

保育園のとき鉄柱にぶつかって陥没骨折した顔の、
小学生のころ継父に虐待されていたときの、中学のころ轢き逃げされたときの、
上京したての高校のころ理不尽な東京の人に切りつけられたときの、
自分で自分の舌を割ったときの、ピアスの拡張を辞めて残った、
風俗や水商売で意地悪なお客さんに手を出されたときの、
数えきれない傷痕。

丁度よくタトゥーが趣味になったので、あまりにも痛々しいものには、
上からタトゥーを入れて、傍からは傷痕だと分からないようにしていますけど、
サージェリーでなかったことにしても、そのときの記憶まで消えるわけじゃない。

心の傷痕だって、無理に消そうとする必要はないと思います。
痛くてつらくて、治ろうと踏ん張ったから、傷痕が残ったわけでしょう?
それって、しっかりそのときを生きようとした証拠ですよね。
傷を重ねても、癒えない傷なんてないし、それに、まっさらな人間なんていない。
むず痒いだけのかさぶたなんて剥がしてしまえばいい。
もっともっと、プルーフな心になるために。

身体や心の傷痕はみんな、今の加賀を構成する愛おしい勲章。
そう考えるようになりました。
ていのいいところだけじゃなく、そういう部分も含めて、加賀ができてるから。
そうして自分自身を許してあげたら、昔よりもすこしだけ強くなりました。
強くなったら、こっちを傷つけようとしてくる事象に対して
防御も反撃もできるようになったし、そもそも、ちょっとのことでは動じなくなりました。
それがどうした!?って(笑)

人生なんて、死ぬまでの暇つぶしじゃない。

ではでは~




劇終

2017/09/07

hide and scream

どうもです~

更新が滞ってしまいました。。
秋ムードが漂ってまいりましたね。
小雨が降るごとに、蟲の鳴き声が移り変わっていきます。

毎年この時期になると、昔の男を思い出します。

大阪で働いていたころの夏、懇ろな男がおりました。
いつもさみしい笑顔で優しく笑う、犬のような男でした。
彼は覚醒剤中毒者で、密売にも手を染めていました。
加賀に対して使用を迫ることはなかったのですが、
彼はもう覚醒剤なしでは生きられない身体になっていました。
そして同じように、精神も。

夏の幻は終わり、彼は逮捕されます。
何年かは忘れましたが実刑判決を受け、刑務所に収監されました。
通常は親族以外の面会はできないのですが、
加賀が彼の寝食の面倒をみていたので、特例的?に面会することができました。

くだらない日常の話などをして毎回終わっていたのですが、
数回目の面会の日、彼は突然泣きじゃくりながらこう言いました。

「俺に会いにきてくれるの、お前だけだ」

あんなに交友関係の広かった彼が、家族ともうまくいっていた彼が、
仕事でも人望の厚かった彼が、浮気だって何回もするくらい色男だった彼が、
生まれて初めてであろう孤独を知って、慟哭していたのです。

加賀も驚きました。
家族くらいは来ているだろうと思っていたし、他人だって完全に面会禁止なわけじゃないし、
手紙や差入れだってあってもおかしくないはずなのに。

彼の涙を初めて見ました。
優しい目によく似合う、温かい涙でした。

人の情って、儚いものですね。
まるで秋の空模様みたいに。

彼はもうすぐ出所だそうです。
迎えにいってあげようかな。
それとも、彼はもう、加賀のことなんて忘れてるかな。
手紙を出しても返ってこないから。

あの日のくだらない話、楽しかったな。
彼も、同じことを考えてくれていたらいいな。

ではでは~




劇終