2016/03/16

店子のありかた2

どうもです~

先日の投稿を読んだ友人からメッセージがきて、「カタすぎ」と一言お見舞いされました。。
同伴のときの上手なおごられ方とか、飲みゲームのかわし方とか、
喉に残らないお酒の吐き方とか、色と本気の見分け方とかその引っ張り方とか、
もっと実用的なことを書けと。

でも、こんなの、全部書いたら、なんだかゲイバーという世界が白けて見えちゃう気がする。。
いつの世も、果てを見たらそれは終わるのです。
果てよりも夢をみたいじゃないですか(笑)

いまずっと家で映画を観まくる生活を続けているのですが、そこでふと考えたことをひとつ。
店子のなかには、カウンターを舞台、そこに立つ自分を演者と捉えて仕事をする種族が一定数います。
劇場型店子と勝手に呼んでいるのですが、それを3つに大別できるなあと思ったので書いてみます。

まずはコメディ型、コメディ型は笑われてナンボ。
日常生活でもネタ収集を欠かさず、開口一番「こないだね、すごいことがあったの」と近況報告。
笑いのためならヒール役でも買って出ます。

お次はシリアス型、シリアス型は同情が糧。
報われない私生活を洗いざらい(あまつさえ色まで付けて)告白し、「ひどいでしょ」とダメ押し。
他者からの憐憫は「オイシい」に変換されます。

最後にSF型、SF型は没個性が敵。
正論勝負などははなからアウトオブ眼中で、斜め上から目線で話を袈裟切り。
「その発想はなかった」が最高の褒め言葉。

みなさんの周りにもこういう店子さん、いませんか?
ちなみに私はどれかといえばコメディ型だと思います。シリアス型もちょっと入ってるかな(笑)

どうでもいいのですが、シリアスと打ち込みながらずっとシアリスというED治療薬に空目しています。
もちろんと、もろちんの理論ですね。

視覚は簡単に錯覚するという確証が得られたところで、失礼いたします。

劇終