2022/05/06

They're ghosts in the light.

母親と休戦協定を結んだ
祖父母共に曖昧になった今
彼女を繋ぎとめるものは
私か猫しかいないと想像したとき
その空しさに比べたら私の憤りなど
通過点のなにかに過ぎないと感じられた
許しと愛は似て非なるもの
私は彼女を許したわけじゃない
でも愛をもって接することはできる
むしろ、そうしようとする心がまだ
幾許か残っていたことに驚いている
また私たちはすれ違い歩幅を乱し
ときには互いを傷つけ合うだろう
いや、そうでないと筋が通らない
ただ今後は、そこまで傷つかない気がする
慣れてしまったわけでもなく
割り切りを心得たからでもなく
単純に、運よく私が優しい気分だったから
ただそれだけ

心の中の夜叉が
ため息混じりに嗤った

祖父は鶏卵や東京ばな奈を
好んで食べているそうだ
豪傑を絵に描いたような男が
いまや柔らかく温かいものを求めている
実家へ寄る日に買っていくつもり
忘れぬように黄色い文字
だから何ってわけじゃないけど
私にも同じ血が流れているからね
曖昧になるの 早いんだろうよ
こういうときの遺伝子は裏切らない
ちょっとは遊びなよ
私は遊びきってから死ぬつもりだよ
アポトーシスとかできちゃう
小器用なあんたらとは違うんだもん

























Shine on you.

2022/04/02

here's to us

年度が切り替わりましたね。
加賀は4月生まれなので、毎年二重に新鮮な気分になります。

さて、ちまちまと準備していながら告知のタイミングを逃していました
対面鑑定、再開します。コロナが流行ってから中止したので約2年ぶり?

と同時に、オンライン鑑定はしばらくおやすみします。
身体性をもっと大事にしよう、と年末年始からぼんやり決めていて
大勢で集まってわいわいふれあいまくり!......はもうちょい先になりそうですが
バーチャルへの接続を減らすことはできるな、と考えてこうしてみました。
会わないと話せない、バック・トゥ・ザ・ベーシック。

インターネットはなんて疲れる道具なんだろう、とだるーい感じのとき
私の場合は、自分が発信したことへの反応を気にしすぎるせいかもと思って
ここのところはとても感情に正直な発信になっているわけですが......
「意外と涙もろいんですね」とか「喜怒哀楽が激しすぎる」というご意見をいただいて
ああ、これは加賀優作じゃなくて中の人への評価だ、と
乖離がだんだん少なくなっていくようで少しホッとしています。
反省するところなんですけどね!(汗)

話が逸れちゃった。
対面鑑定に関しての詳細は、こちらから。
ご予約方法はこれまで通り、メールにてお問い合わせください。
(インスタやTwitterのDMは基本的に開かないので
見落としてしまう可能性が高いです......)

再開したいなーと思いつつ、場所を整える条件が以前より増えて
そのへんのじゃなんだか心許ないなあ、と足踏みしていたのですが
週末お給仕として入らせてもらっているオーナーのご厚意により
店舗を鑑定スペースとして使わせてもらえることになりました。
飲食店基準の空調・感染対策設備で、可能な限り密や澱みを避けて鑑定を受けていただけます。
万が一、体調が怪しくなっても、ご予約変更はバッチリ対応しますので、健やかにいきましょう。

オーナー、縁を繋げてくれた遊ちゃん、そして
再開を待っていてくださったみなさんに、感謝します。

花粉か!?コーヒー断ちの副作用か!?
なんだか最近意識がぽやあ〜っとすることが多いので
シャキッと気を引き締めていきたいところです。
けれども人当たりは柔らかく。牡羊座は言葉が直球だし......あんま関係ないか。

ではでは、また次回に。


Shine on you.

2022/03/12

5本指の記憶

Five Finger Death Punchを聴きながら乾燥機が止まるのを待っている。
海外ドラマの劇中歌から知ったバンドで、特にファンというわけではなく
ジャンルを意識して音楽を聴くこともあまりないけれども
しっかりアルバム1枚聴いたら、マスキュリズム全開なヘヴィーメタルだった。
都会のコインランドリーにはややミスマッチな無骨さに、すこし笑った。

特に趣味ではないけれども、80'sロックが常に流れていた幼少期を耳が懐かしがるのか
リリースされている彼らのアルバムをひととおりダウンロードした。
きっと今後はFFDPを聴くたびに、2022年のこの季節を思い出す。
ダウンチューニングの嗎と、はやとちりな春風。
私の音の共感覚は記憶とよく繋がる。

共感覚は、自覚のある人とそこまででもない人にハッキリ分かれる気がする。
ちょうどそれは霊感と呼ばれるものの計りかたに似ている。
ある・なしではなく、どの程度の顕れかたなのか。
全く持ち合わせていないという人がいるとしたら、生きることが退屈に思えるかも。
繰り返す毎日を、過ぎていく日々を、疎ましく感じるかもしれない。

それはまるで、夢を見ることのない眠りのように。

私は人生の半分以上を不眠症と共に過ごし
夢のない睡眠から何度も目覚めてきたけれども、生きることは楽しい。
正確には、生きている実感を得ることがこの上なく楽しい、かな。

この話は次回に。




ご清覧ありがとう。
Shine on you.

2022/02/22

馬を夢見るロバ

 「モテるでしょ?」とよく言われる。
疑問形になってはいるが、この言葉に問いかけの意図がないことくらい
この歳になれば分かる。
漠然とした同調を引き出したいだけの不毛な枕詞。

もう令和も4年。
謙遜しながらもその実、内容がすべて自慢であるとか
自分自身を装飾するために話も同じように脚色したりだとか
そういった平成的な話題の展開はなるべく避けている。

奢侈淫佚に耽る、まではさすがにないけれども
相手に困ったことはない。そして同じように
それ自体が、面倒な事態を引き起こす私の性質でもある。

要は、おかしな人から異様に執着される、ということ。

今日なんかは、以前からちょこちょこ付きまとってきていた外国人にTwitterでキレた。
ナントカの顔も三度までを愚直に守って我慢していたが、とうとう爆発
乱暴な英語で口汚く罵ってしまった。

"izanami amaterasu" と名乗るそのアフリカ系アメリカ人の男は
私に対して「ソウルメイトよ、僕のものになってくれ」と懇願し続けていた。
異文化の神の名を騙り、自らの文化とごちゃ混ぜにし
ちっぽけな欲望に他人を従わせようというその性根。
終わってんな、ケンカ売ってるわこいつ、としか思えなかった。
そして、イザナミが女神であることなど気にも留めていないようだし
(せめて性別揃えてizanagiにしなよ的なモヤモヤ......)
なによりその禁忌的な行いの自覚すらないのだろう。

どこまでも哀れな男である。

彼の申し出を断固拒否すると、先程までの馴れ馴れしい態度が一変し
被害者ムーヴをとるようになった。
「そんなに敵視しないでくれ」「たださみしかっただけだ」

「さみしかっただけ」??

温和な私をイラつかせるだけに飽き足らず、地雷まで踏んでくるとは恐れ入る。
IDにHoustonとあったが、南部在住なのだろうか。
もし私がテキサス州にいたら、彼の穴という穴にディルドを捻じ込んで
ショットガンの雨を浴びせていたかもしれない。

ずっと馴れ馴れしく、なんなら上から目線だったくせに
ちょっと牙を剥いた途端、手の平を返したようにこちらをヒステリー扱い。
そこは素直に「ナメてましたすいません!」でいいんだよ。

そもそも
自分がさみしいからって、誰かに馴れ馴れしく迫っていいわけないでしょ。
剰え、信じてもいない神の名を利用して。
てめえの孤独ぐらいてめえで癒せ。
捨て台詞がてら、日本の文化をひとつだけ教えて、さようならしました。

"Shame on you."

私はどんなにさみしくても、その孤独を誰かになすり付けたりなんかしないし
してこなかったし、これからもそれを変えるつもりはない。だから余計に
こういった、いっときの不安や寂しさを紛らわせるためだけに
他人を消費しようとする人間を見ると、虫唾が走る。
そして、心の底から軽蔑する。

とはいえ、それくらい知らんぷりでいるほうが短い人生、ラクなのかな。
傷つくことや傷つけることでいちいち悩まなくていいんだから。
周りが代わりに悩んでくれるしね。考えること、しなくていいじゃない。

しつこく追いかけ回したくなるほど、誰かに身を焦がしてみたいものです。
もちろんアプローチは必要最小限で。

まあ夢は、夢のままで。




ご清覧ありがとう。
Shine on you.