2017/09/10

edge of rain, strange pain

どうもです~

さいきんスキンケアに本気を出しているわけですが、
毎日鏡を見れば結果が実感できるので、続けやすい習慣ですね。
ただ、元から備わっているものに手を加えるしかないので、傷痕なんかは消えません。
そりゃあ、レーザー治療や外科的なアプローチをすればなかったことにはできますけど、、
加賀は、消さなくてもいいかな。って思います。

保育園のとき鉄柱にぶつかって陥没骨折した顔の、
小学生のころ継父に虐待されていたときの、中学のころ轢き逃げされたときの、
上京したての高校のころ理不尽な東京の人に切りつけられたときの、
自分で自分の舌を割ったときの、ピアスの拡張を辞めて残った、
風俗や水商売で意地悪なお客さんに手を出されたときの、
数えきれない傷痕。

丁度よくタトゥーが趣味になったので、あまりにも痛々しいものには、
上からタトゥーを入れて、傍からは傷痕だと分からないようにしていますけど、
サージェリーでなかったことにしても、そのときの記憶まで消えるわけじゃない。

心の傷痕だって、無理に消そうとする必要はないと思います。
痛くてつらくて、治ろうと踏ん張ったから、傷痕が残ったわけでしょう?
それって、しっかりそのときを生きようとした証拠ですよね。
傷を重ねても、癒えない傷なんてないし、それに、まっさらな人間なんていない。
むず痒いだけのかさぶたなんて剥がしてしまえばいい。
もっともっと、プルーフな心になるために。

身体や心の傷痕はみんな、今の加賀を構成する愛おしい勲章。
そう考えるようになりました。
ていのいいところだけじゃなく、そういう部分も含めて、加賀ができてるから。
そうして自分自身を許してあげたら、昔よりもすこしだけ強くなりました。
強くなったら、こっちを傷つけようとしてくる事象に対して
防御も反撃もできるようになったし、そもそも、ちょっとのことでは動じなくなりました。
それがどうした!?って(笑)

人生なんて、死ぬまでの暇つぶしじゃない。

ではでは~




劇終